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2015-02-24 20:00

社会

ヤンゴン近郊の縫製工場で4000人規模のストライキ

ストライキ
月給8万チャット(約9200円)に不満を訴える
ヤンゴン近郊にある2か所の韓国系縫製工場で、約4000人の労働者がストライキを行った。労働者の月給は8万チャット(約9200円)であることから、現状の賃金では生活していくことが不可能である、と訴えている。また、日本円に換算すると1時間あたり20円程度でしかない時間外勤務手当を2倍に引き上げるよう要求している。
韓国系縫製工場 ミャンマーに約140か所
2011年の民政移管以降、ミャンマーでは経済成長を推進するため、外国からの資本を積極的に受け入れてきた。これまで、日系企業はミャンマーに多数進出してきたが、韓国系企業もミャンマーへ多数進出しており、現在、韓国系の縫製工場は約140か所、約10万人が働いている。

工場側 場合によっては取り締まりを行う可能性
これまで、工場のオーナーと労働者代表との間で、労働条件に関する交渉が行われてきた。

しかし、現在ストライキが行われている工場のオーナーは、これ以上労働者たちの要求がエスカレートしてきた場合には、当局による取り締まりの実施を辞さない構えで、工場側と労働者側の溝は深まる一方となる気配である。

(画像はイメージです)


外部リンク

www.10korea.com
http://10korea.com/myanmar-stand-korean-factory

NEW EUROPE
http://www.neurope.eu/news/wire/myanmar-workers-strike

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