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2015-01-18 01:00

経済

【国際協力銀行】不動産開発でミャンマー政府と合弁会社設立

国際協力銀行
不動産開発の環境整備
株式会社国際協力銀行(JBIC)は、1月15日に「海外展開支援出資ファシリティ」の一環として、ミャンマー国家計画・経済開発省(以下「計画省」)と共同出資で、ミャンマー・プロジェクト開発促進会社(以下「プロジェクト開発促進会社」)を設立することを発表した。

プロジェクト開発促進会社は、ヤンゴン都市圏を含むミャンマー全域における収益性が見込めるプロジェクトを初期段階から支援することを目的としており、非効率な土地利用による地価高騰や交通渋滞等の問題を解消し、開発環境を整備する。

プロジェクト開発促進会社の設立は、2013年5月の日・ミャンマー首脳会談において発表された今後の取組表に沿うもので、昨年12月にJBICと計画省の間で覚書を締結。

また、海外展開支援出資ファシリティとは、日本企業の海外展開を支援することを目的とするもので、JBICが積極的にリスクマネーを供給し、日本企業の海外における経済活動の拡大を支援するものである。

都市開発やインフラプロジェクトに最大限に活用
ミャンマーは日本企業にとり、安価な労働力をはじめ市場拡大の可能性を秘めた魅力的な国であるが、不十分なインフラ、さらには法制度の未整備や運用の不透明性など、投資の足かせとなる課題が山積みだ。

今後、ミャンマー政府は合弁会社を通じて、援助資金だけでなく民間資金を都市開発やインフラプロジェクトに最大限に活用していくことが可能となる。

また、民間プロジェクトの促進、許認可取得支援等の業務を行うことも可能となり、日本企業を含む民間企業の投資促進が期待される。

(画像は株式会社国際協力銀行HPより)


外部リンク

株式会社国際協力銀行
http://www.jbic.go.jp/ja

株式会社国際協力銀行のプレスリリース
http://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press
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