ミャンマーニュース

ミャンマー中央銀行は、テイン・セイン政権が5年間継続したことを記念して5000チャット銀貨を発行する予定だ。なお、発行日については未定となっている。

5000チャットの記念銀貨は、直径25mmで重さは20g。銀貨には92.5％の銀が含有されている。

記念銀貨は、表面にはミャンマー語、裏面には英語が記載されており、いずれの面にも「ミャンマー連邦共和国政府」、「ミャンマー中央銀行」と記載されている。そのほか「5000チャット」と、発行年を表す「2015」が記載されている。

また、記念銀貨の表面にはミャンマーの国章が、裏面には同国で幸運の象徴とされる「白い象」がデザインされている。

記念銀貨は通貨としての流通は認められない。なお、記念銀貨の流通量は限定される。記念銀貨は、ジュエリーショップ「Myanmar Gems Enterprise」にて3万チャット（約2800円）で販売される。

ミャンマーでは硬貨が流通しておらず、紙幣のみが流通している。1990年代には5チャット（約47銭）硬貨が発行されたものの、インフレの影響で価値が低くなったこともあり、現在では利用されていない。

外部リンク

mitvNEWS
http://www.myanmarinternationaltv.com/news/5000-kyats

THE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR
http://globalnewlightofmyanmar.com/k5000-coin