ミャンマーニュース

タイのシリントーン王女はミャンマーのサイ・マウ・カン（Dr. Sai Mauk Kham）副大統領の招待を受け、ダウェイ経済特別区（Dawei Special Economic Zone：Dawei SEZ）を視察するため、10月3日にタニンダーリ（Tanintharyi）を訪問した。

シリントーン王女は、約30名からなる代表団と共にタニンダーリに到着し、ダウェイSEZを視察。

午後には、地方政府のゲストハウスで、タニンダーリ地域首席大臣であるU Myat Ko氏と両国間の友好関係促進について話し合ったとみられる。

また、王女は地域の文化史を詳細に展示したパゴダ博物館にも立ち寄った。王女がミャンマーを訪れたのは今回が5回目だが、ダウェイを訪問したのは初めてである。

ダウェイSEZは、2008年よりタイとミャンマーの両政府が推進するプロジェクトである。しかし、2013年に資金面での調整ができず開発が難航。1年後の2014年、両政府が同SEZの開発を再開した。

さらに、2014年には日本政府が支援・投資がささやかれ、2015年には日本政府の参画が正式に決定している。

ダウェイSEZでは、ミャンマー南部タニンダーリ管区の約250平方キロの土地に深海港を建設し、軽工業から重工業まで順次開発。

住宅や大型商業施設も併設された一大経済特区を整備する計画で、2025年には約30万人の雇用を生み出すことが期待されている。

タイ・ミャンマー・日本が推進するダウェイSEZは、完成すれば東南アジア最大のSEZとなる見込みだ。

（画像はTHE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMARより）

外部リンク

Thai Princess Trip: Princess Sirindhorn Visited Dawei
http://www.myanmarinternationaltv.com/

Thai princess visits Dawei
http://www.elevenmyanmar.com/

Thai Princess on her first visit to Dawei
http://globalnewlightofmyanmar.com/