2015-10-04 14:00
経済
【日本政府】タイ-ミャンマー国境の結核センター拡張を支援

総額2,381,800バーツの支援
日本政府は「草の根・人間の安全保障無償資金協力」によりタイ-ミャンマー国境のターク県メーラーマート郡にあるワンパー結核センターの拡張計画に、総額2,381,800バーツの支援を実施。9月28日に同計画の引き渡し式が行われた。式典には在タイ日本大使館の吉野大輔二等書記官をはじめ、マヒドン大学熱帯医学部マヒドン:オックスフォード熱帯医学研究所ショクロマラリア研究所(以下、「ショクロマラリア研究所」)代表のフランソワ・ノステン所長や医療関係者らが出席。
ショクロマラリア研究所はタイ-ミャンマー国境地域に所在し、2009年より人の動きが最も多いターク県で、増え続ける結核患者に対応するため「結核プログラム」を開始した。その後、2013年に「ワンパー結核センター」を設立し、地域での結核患者の診療等を実施している。
無償で治療する結核センターを拡張
ワンパー結核センターでは、高額な薬剤はもちろん、長期治療を必要とする患者の受け入れが可能だ。同センターでは、貧困のためにミャンマー国内で治療を受けることができないミャンマー人やタイに住むミャンマー人移民労働者などを受け入れ、無償で治療している。
また、外部の医療機関からの患者も無償で治療している。そのため、患者の受け入れ人数を超過していた。これでは適切な治療が困難であり、さらにはこの地域で結核が蔓延してしまう危険性もあるため、同センターを拡張することとなった。
日本政府は、医療アクセスという人間の安全保障上の観点から「草の根・人間の安全保障無償資金協力」で支援。安心して結核治療が受けられる施設拡張に貢献したといえるだろう。
この拡張計画では、患者の入院棟や診察室、救急救命室、太陽光発電システム等を整備。増え続ける結核を未然に防ぐだけでなく、カウンセリングルーム、キッチン、多目的建物等をも整備して、心と体の両面から患者をケアする。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
在タイ日本大使館
http://www.th.emb-japan.go.jp/
在タイ日本大使館のプレスリリース
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/jis/2015
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