2015-09-18 10:00
政治
弁護士がミャンマー法曹界の実態に抗議行動

軍関係者が実権を握る現実 黄色いリボンで反対意思を表明
ヤンゴンの弁護士たちが、軍事関係者が法曹界のトップに任命されたことに対して抗議行動を起こしている。ミャンマー・メディア弁護士ネットワーク(MMLN)のオフィスでは、弁護士が黄色いリボンを胸に付け、政府の決定に反対の意思を表明した。彼らは、熟練したスキルを持つ法律の専門家を司法のトップに任命するべきだと主張する。
弁護士のMaung Maung Naing氏は、
私たちは、正しい人が正しいポジションを得ることを望んでいる。私たちのトップに立つ人は私たちより多くの経験を持っているべきだ。
刑法を熟知し試験に合格している者でなければ、巡査部長であっても裁判官にはなれない。自分の分野でリーダーシップを取るべきだ。(Eleven Myanmarより)
刑法を熟知し試験に合格している者でなければ、巡査部長であっても裁判官にはなれない。自分の分野でリーダーシップを取るべきだ。(Eleven Myanmarより)
と述べている。
現行システムは国の損害 選挙を前に古い権力へ反発
11月の選挙に向けて、ミャンマー社会では古い権力への抗議行動が目立っている。インターネットの普及によるソーシャルメディアの影響も大きい。36才の若い弁護士、Kyaw Myo Thu氏は、法曹界トップの座は旧軍事関係者のために開けてあるようなものだとし、
私たちは軍関係者の任命を支持していない。今のままでは、私たちが努力しても立場は変わらず、出世することはできない。このシステムは国にとっての損害だ。(Bangkok Postより)
と述べている。
(画像:Eleven Myanmarより)
外部リンク
Eleven Myanmar
http://www.elevenmyanmar.com
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00