2015-08-13 19:00
社会
JICA ミャンマー豪雨災害に対し、緊急援助物資を供与

樋口大使 洪水被害の早期復旧を願う
国際協力機構(JICA)は6日、ミャンマー政府からの要請に基づき、物資の供与を行い、5日に物資が同国政府に引き渡されたと発表した。緊急援助物資の供与総額は約1800万円(輸送費含む)で、供与物資は毛布、スリーピングパッド、プラスチックシートなどである。援助物資は、5日朝ヤンゴン国際空港に到着、物資引き渡し式は同日に実施された。
引き渡し式において、フライン副大臣は、洪水の被害に対して日本が迅速な支援を行ったこと、また、ミャンマーの経済発展のために、日本がこれまでに約束してきたODAに対して感謝の意を述べた。
これに対し、樋口大使は、安倍首相からのお悔やみのメッセージを代理で読み上げ、洪水被害の早期復旧を願う旨のコメントを述べた。
死者100人超、被災者数100万人近くにのぼる
ミャンマーでは、7月中旬よりザガイン地方域など北部、中部を中心に豪雨に見舞われたほか、バングラデシュに上陸したサイクロンの影響も重なり、豪雨被害はチン州やラカイン州など、同国西部にも拡大し、甚大な被害をもたらした。地元メディアによると、同国の豪雨災害において、10日の時点で死者が100人を超えたほか、被災者数は100万人近くにのぼるという。また、各地で道路が寸断されていることから、復旧作業は難航している。
また、広範囲にわたって水田が水没しており、農業への打撃が懸念されている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
JICA(プレスリリース)
http://www.jica.go.jp/information/jdrt/2015/20150806.html
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