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2015-07-30 20:00

経済

クボタがエースコック現地生産工場関連工事を受注

ラーメン
増加する加工食品の需要に不可欠な日本水準(ジャパンクォリティー)の製品供給体制の構築
今回株式会社クボタが受注した工事は、ミャンマーのティラワ経済特区ゾーンA地区において、エースコック現地法人のACECOOK MYANMAR COMPANY LIMITEDの即席麺製造工場の水処理施設建設工事で、2017年4月の稼働開始を目指す。

エースコックが新たな進出先と位置づけたミャンマー
エースコックが現地生産工場を建設するミャンマーでは、急速な民主化と経済改革が進む。人口が約5000万人で若者の人口が多く、即席麺の需要が伸びると見込んでいる。

東南アジアでは袋入りの即席麺が主流。これまでエースコックミャンマー社は、ミャンマーの伝統的な麺食文化を背景に、現地で即席麺の販売を展開してきた。
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ミャンマーでの事業をさらに推進するため、現地生産を開始することを決定した。

ミャンマーには即席麺の工場は1社もなく、エースコックが初となる。工場の生産能力は年間3億食を見込んでいる。工場建設などに関わる投資総額は10億円規模。エースコックの他丸紅など現地企業が出資する。

エースコックはこれまで現在生産拠点を置くベトナムから即席麺を輸出していたが、ベトナムに次いで有力な市場と考え積極的な事業展開を推進する模様。

他メーカーもタイなどの生産拠点からミャンマーに輸出しているが、エースコックがミャンマー進出することにより、他の即席麺メーカーもミャンマー進出する可能性が高くなったといえる。

クボタはこの工事の他にも、ティラワ経済特区クラスA地区内で元請会社の五洋建設から特区内の第二期給水配管、上下水処理設備の建設工事も追加受注している。

安心・安全な水の供給と、排水の適正処理の提供のみならず、クボタが国内外で培った用水・排水処理施設の点検・メンテナンス活動を通じて、エースコックミャンマー社の安定操業を支援できることが評価された。

受注案件概要
契約先 ACECOOK MYANMAR COMPANY LIMITED
請負範囲 即席麺製造工場向け用水・排水処理施設建設工事
納入場所 ミャンマー連邦共和国 ティラワ経済特区ゾーンA地区 B20区画
稼働開始 2017年4月(予定)(引用はプレスリリースより)


(画像はホームページより)


外部リンク

株式会社クボタのプレスリリース
http://www.kubota.co.jp/
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