ミャンマーニュース

雨期に入っているミャンマーでは北部を中心に記録的な豪雨が続く。24時間降水量は北東部のシャン州で170mmに達したほか、北西部のザガイン地方域では200mmに達した。水田も広い範囲にわたって冠水した。

豪雨による死者は少なくとも10人に達しており、約7万人の住民が被災した。

ミャンマー中部のマンダレー地方域では、洪水により6人が死亡したほか、シャン州のThibawでは、築100年を超える橋が流され、橋の上にいた3人が死亡した。また、シャン州のMuseでも、19歳の少年が死亡した。

ザガイン地方域やシャン州など北部を中心に、合わせて1万2000世帯が豪雨による被害を受けた。

ミャンマーの雨期は、5月下旬から始まり10月中旬まで続く。雨期に入る前は激しい暑さと乾燥にに見舞われることから、雨期に降る雨は農家にとっては、なくてはならないものだ。

しかし、雨期にはバケツをひっくり返したような突然の大雨に見舞われることも多く、この時期は洪水や地滑りの被害も毎年のように発生しているという。

外部リンク

NDTV
http://www.ndtv.com/world-news/at-least-10-dead

The Statesman
http://www.thestatesman.com/mobi/news/world/monsoon-rain