ミャンマーニュース

5月18日、ネピドーで、労働者の権利を主張する工場勤務者等がデモ活動を行い、多数の逮捕者が出た。

デモを行ったのは、サガイン工業地域の合板工場で働く従業員約100名。今年2月、100名ほどの従業員が解雇され、企業との交渉に問題が生じていた。抗議はネピドーの地方協議会前で行われた。

従業員等は協議会会長のMyo Aung氏との面会を求めたが、会長は現れなかった。会長は、5名ほどの代表者との面会を希望するメッセージを発信したが、デモ参加者は全員の前での面会を望んだという。

労働局はデモ参加者に対し水を用意するなど穏便な態度でアプローチしたが、彼らの話を聞こうとしたが、拒否されたという。

現場には200名以上の警察官が出動しデモの阻止を試みたが、抗議者等が従わず、警察は強制的な行動をとった。しかし、武器などは使われなかった。

デモ参加者の中には女性や高齢者、病人も含まれている。70名ほどが逮捕されたが、当局は法に従い、彼らの多くは解放され家に戻れるとしている。極少数のトップリーダーに対し、今後何らかの罰則を与えるかどうかを検討するという。

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