2016-04-30 04:00
経済
郵船ロジスティクス ティラワ経済特区に多機能物流施設を建設

ミャンマーで総合物流サービス体制を拡充
郵船ロジスティクス株式会社は28日、ヤンゴンから南東に20kmに位置するティラワ経済特別区(SEZ)にYusen Logistics (Thilawa) Co., Ltd.を設立し、多機能物流施設を新設すると発表した。同施設は、ミャンマーにおける初の自社物流施設で、2017年中の稼働を予定している。
ティラワ港に隣接するティラワSEZには、すでに50社以上の企業が進出を決めており、今後もリテール関連、自動車関連、電気機器関連、食品関連企業など各種産業の新たな生産、販売拠点としての進出が予想され、物流需要が見込まれている。
同社は、在庫管理や流通加工、検品など各種ロジスティクスサービスに加え、定温保管や保税サービスなど各産業のニーズに合った高付加価値サービスの提供も今後検討していくとしている。
ASEANを重点地域と位置付け
郵船ロジスティクスは、グループ中期経営計画 "GO FORWARD, Yusen Logistics -Next Challenges-"でASEANを重点地域と位置付けている。2014年に開業したミャンマー法人はこれまで海上、航空貨物輸送、通関、国内配送、工場設備輸送、クロスボーダー輸送など多彩な物流サービスを提供してきた。従来の豊富なサービスラインアップに新施設の機能を組み合わせ、ミャンマーにおける物流ニーズに応えていきたいとしている。
(画像は日本郵船ロジスティクス株式会社より)
外部リンク
郵船ロジスティクス プレスリリース
http://www.yusen-logistics.com/jp/resources/press-and-media/
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