2016-03-12 23:30
社会
マンダレーの工業地帯で360億チャット以上のドラッグを押収

3名の男性がコンテナで運送 押収額は過去最高
3月7日、ミャンマー警察当局は、マンダレーのPyigyidagunタウンシップにて、360億チャット(約2950万ドル)以上に相当するドラッグを押収したことを公表した。押収されたドラッグは、アヘンと同じような成分を持つヤバ、アイスと呼ばれる物質で、マンダレーの工場地帯で発見された。
ドラッグは3名の男性がコンテナ密輸しようとしていたもので、押収量はこれまでで最多となった。3名は、違法麻薬取り扱いの疑いで逮捕された。
警察当局は、前の週にもマンダレーの別の地域で、3000万チャットに相当するドラッグを押収している。いずれもヘロインを製造するために使用する物質だったという。
国内全土で増加する麻薬関連犯罪
ミャンマー、タイ、ラオスはドラッグ生産や密輸の「ゴールデントライアングル」と呼ばれている。麻薬やタブレットの生産はアフガニスタンに次ぐ第2位。政府と警察は数十年にわたり密輸業者取り締まりに取り組んでいるが、麻薬の密売は増加し、全国に拡散している。先月は、北部カチン州のアヘン生産農家と、アヘン生産に反対するキリスト教団体の間で暴動が発生した。
公式な統計によれば、2015年、麻薬関連の犯罪は6400以上、9188人が逮捕されたという。
(画像:Mizzimaより)
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