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2016-03-12 23:00

社会

国際女性デー、ヤンゴンで開催

国際女性デー
女性起業家や女性リーダーの必要性を認識
3月8日、ヤンゴンで、国際女性デーのイベントが開催された。

このイベントは1975年、国連が定めたもので、世界中で式典などが行われている。ミャンマーではイギリス大使館とチャトリウムホテル・ロイヤルレイク・ヤンゴンがイベントを企画し、女性の起業家教育とリーダーシップ教育をテーマに実施された。

基調講演では、ミャンマーの経済成長のためには女性起業家を必要だということが説明された。政府や社会が女性リーダー育成のため、何ができるかが話し合われた。

イギリスは、ミャンマーにおける女性の安全と平和の保障、男女平等な社会参加機会の確保、紛争地域の女性のサポートに力を入れている。国際女性デーをきっかけに、ミャンマー女性が社会・経済的に重要な役割を得ることが期待されている。

男女平等な社会参加機会を望む女性 夜間の女性被害を懸念する声も
ミャンマータイムスには、国際女性デーにちなんだインタビューが掲載された。

多くの男性は、女性の方が賢いということに気付いていると思う。女性は男性と同等に知識があるし、社会はそのように認識するべきだ。(アーティスト・39歳女性)

尊敬する女性はたくさんいる。例えばジャーナリストのKyaw Ma Ma Layさん。彼女は母として、妻としての立場も守りながら偉大な仕事をしている。母親であることは女性として自然なこと。バランスを維持できる女性が理想だ。(33歳女性)
(Myanmar Timesより)

一方、男性からは、女性が外に出ることで起こりうる被害を心配する声があった。

女性は夜10時以降、外に出るべきではない。酔った男性は理性ある思考ができない。ヤンゴンのダウンタウンはそれほど危険ではないが、私は多くの女性被害者を見ている。(ウェイター・33歳男性)

同僚やボーイフレンドに対しても、女性はもっと用心深くなるべきだ。昨日もボーイフレンドに殴られている女性を大通りで見たが、助けようとする人はいなかった。(運転手・男性)
(Myanmar Timesより)


国際女性デーは、男女平等な社会参加に関して、様々な経験や背景を共有する機会となった。

(画像:Yangon Lifeより)


外部リンク

Yangon Life
http://www.yangonlife.com.mm

Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/
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