2016-03-15 20:00
政治
フィンランド ミャンマーを支援するUNDPに400万ユーロ供与

資金の使い道は、民主的な政治運営、地域開発など
国連開発計画(UNDP)は3月11日、フィンランド政府より、ミャンマーの発展のための資金として400万ユーロ(約5億800万円)を受領したと発表した。同政府からの資金は、ミャンマーの民主的な政治運営、地域開発、環境保全等に使われる見通しだ。
UNDPは、2013年から2017年にわたってミャンマー支援のためのプログラムを実施している。フィンランドは2014年にも、ミャンマー支援プログラムを実施するUNDPに対し、200万ユーロ(約2億5400万円)を供与したが、今回の資金供与は、2014年に次いで2度目となる。
公共サービス充実のフィンランド 改善点は速やかに改善
フィンランドなど、北欧諸国は公共サービスが充実していることで世界的に知られている。フィンランドの外交使節団、Jarmo Kuuttila氏によると、フィンランドでは、民主化の進展や、全ての人々の政治参加など、改善すべき点については速やかに改善されるという。
そして、フィンランドでは、全ての人々が公共サービスを受けられるためには、行政や司法の機能向上が必須であるとし、政府による支援が積極的に進められている、と説明した。
そのほか、フィンランド政府は、ミャンマーの麻薬撲滅と犯罪防止のために、国連人口基金(UNFPA)などに資金供与を実施するという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
国連開発計画(UNDP・プレスリリース)
http://www.asia-pacific.undp.org/content/rbap/en/home/
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