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2014-08-15 15:45

政治

王外相のミャンマー大統領、および副首相兼外相会談と東アジア首脳会議(EAS)外相会合

王毅外務大臣
王毅外務大臣とテイン・セイン大統領の会談
11日、ミャンマーの首都ネピドーを訪れていた王毅外務大臣が、ミャンマーのテイン・セイン大統領と会見した。王外相は、両国の全面的な戦略的パートナーシップの強化と、両国間の運命共同体の構築を進めていくべきだと述べた。

また、テイン・セイン大統領は「中国に農業開発やインフラ整備などの経済協力での協力への期待している。中国・ミャンマー・バングラデシュ、インド4カ国の経済回廊を積極的に構築していくことに参加する。」と述べた。(画像はMinistry of Foreign Affairs of the People`s Republic of Chinaより)

王外相のファム・ビン・ミン副首相兼外相との会談
また8日にも王外相は、ファム・ビン・ミン副首相兼外相と会談を行った。

中国雲南省で発生した地震で、大きな被害を受けた中国国民にまずミン副首相兼外相は哀悼の意を表し、ベトナムが中国と友好関係を結ぶことは大切だと強調し、中国が南シナ海のベトナムが所有権を主張する海域で、石油掘削リグの設置を強行したことに対し、両国間の関係の悪化につながるとした。

ミン副首相兼外相は中国に対し、同じような事態の反復の回避を求め、平和維持を持続させるために、国際法に合致した問題解決の重要性の主張を強く述べた。それに加え、ASEANとの交渉が進んでいる南シナ海内の行動規範(COC)の締結の遅れがないように要求を行った。

それに対し王外相はベトナム側の哀悼に謝辞を述べ、両国の協力関係をさらに深めるとともに、越中間の発展を理にかなった方法で行い、南シナ海問題だけでなく他の諸問題の解決を考えていくと再確認した。

米・比、EAS外相会合で他国の支持得られず
一方ミャンマーのネピドーで10日に行われた、東アジア首脳会議(EAS)外相会合では、アメリカとフィリピンはいわゆる南海問題についての解決案のアピールを行った。

しかし、他国の支持を得られることはなかった。会期中アメリカが提出したいわゆる「南海行動凍結」の関連の提案に対し、どの国も興味を示さず、公的の場で呼応はなかったと会議に参加した中国やほかの国の政府高官は述べた。

 ASEANと中国の緊迫した南海問題について、ある国が個別に東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議にて発表した公報にて表現していると述べているが、事実無根に加え、中立的な表現を使用しており、中国とASEAN双方に受け入れられた両方の共通認識を表す。


外部リンク

Ministry of Foreign Affairs of the People`s Republic of China
http://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/zxxx_662805/t1182008.shtml
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