2014-06-08 15:00
社会
ヤンゴン市内の交通規制を強化

バス運転手に130項目の規制
ヤンゴンの交通規制が強化される。6月4日、ヤンゴン管区バスコントロール協会、警察庁などが新しい規制を発表した。(画像:mizzimaより)
ヤンゴンバス協会は市内のバス運転手に対し、130項目の交通ルールを提示した。新しい規制では、歩行者をはねたり轢き逃げをした者は、バス運転手として職を失うことになった。また、歩行者に対するケアを怠った者、定員以上に乗客を乗せた者は、1か月の出勤停止となる。
違法駐車については、2013年より罰金約3,150円とレッカー台約5,250円を課すなど、取り締まりを強化しているが、脇道への駐車が増加し、交通渋滞の原因となっている。
法規制とともに運転手の意識改革が必須
ミャンマー国内では約400万台の車両登録がある。内訳はバイクが340万台、乗用車約41万台、トラック約11万台、バス2万1,000台となっている。ヤンゴンを走るバスは352路線、6,600車両で、多くの交通トラブルの原因となっている。車両の増加伴う交通渋滞と交通事故は深刻な社会問題だ。今年5月までの交通事故による死者は41人、負傷者は358人、その他122件の事故となっている。
法規制の強化とともに運転手の意識改革をしなければ、根本的な問題解決にはならない。
外部リンク
mizzima
http://www.mizzima.com
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