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2014-06-13 09:00

社会

GAP、ヤンゴンに2工場設立

GAP
バナナリパブリックとOld Navy 今夏より米で販売
アメリカ最大手の衣料品小売業「GAP」が、ヤンゴンで生産を開始する。民主化以来、アメリカの小売業では初のミャンマー進出となる。

(画像:Bangkok Postより)

GAPの発表によれば、生産工場はヤンゴンに2件設立。工場では同社ブランドの「バナナ・リパブリック」「Old Navy」のベストやジャケット類を生産する。今夏から、アメリカ国内で販売される。

生産性高い企業 労働条件の改善にも期待
ミャンマー衣料製造協会(MGMA)は、GAPの参入はミャンマーの労働条件にも好影響を及ぼすと見込んでいる。

MGMAのチェアマンは、
GAPのような外国企業がミャンマーに投資することで、雇用の拡大が期待できる。信頼できる企業による雇用は、労働者の権利や労働基準を改善することにもつながる。(Bangkok Postより)

と述べている。

また、GAPの製品について、
優良な製品であると同時に、大量生産を優先させる。その品質は、日本や韓国の衣料品企業が定めるものほど厳しくない。これは生産性の向上につながり、労働者にとっても有利なことだ。(Bangkok Postより)

と評価した。

MGMAでは、2016年までに衣料品の輸出額を20億USドルに引き上げたいとしている。


外部リンク

Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com

USA Today
http://www.usatoday.com
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