2014-04-20 08:00
社会
ミャンマーローカル紙、黒いトップページで政府に抗議

不当逮捕のジャーナリスト解放を求めてキャンペーン
Democratic Voice of Burma(デモクラティック・ヴォイス・オブ・ビルマ=DVB)など、ミャンマーの民間メディアが、政府によって拘束されているジャーナリストの解放を求めて、抗議行動を起こした。(画像:ワシントン・ポストより)
4月11日、DVBとデイリー・イレブン紙のトップページには、黒く塗りつぶされた背景に政府への抗議メッセージが掲載された。これは、DVBのビデオジャーナリスト、Zaw Pe氏の拘留に抗議し、解放を求める「Free Zaw Pe」キャンペーンのひとつである。
17日には、メッセージが書かれた黒いTシャツを着たDVBのスタッフが、ヤンゴンのシュウェダゴン・パゴダ周辺に集まり、プラカードを掲げてZaw Pe氏の解放を訴えた。
ヤンゴンでデモ 投獄の不当性を国内外にアピール
Zaw Pe氏は2012年、Magwe地区の教育省において、日本の奨学金を利用する地元学生について取材をした際、 公務執行妨害と不法侵入の罪で拘束された。彼は2007年からDVBに所属、非公式な取材をし、政治犯として3年間拘束された経験もある。ミャンマー報道協会はこの件について、
今の状態では、全てのジャーナリストが取材によって拘束される可能性がある。Zaw Pe氏の投獄は完全に不当だ。ミャンマー政府と市民、国際社会にこの事実を訴えていきたい。(DVBより)
としている。
外部リンク
DVB
http://www.dvb.no
DVB/Free Zaw Pe
https://www.dvb.no/special
ワシントン・ポスト
http://www.washingtonpost.com/
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