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2014-04-11 14:00

旅行

10万人の外国人がインレー湖へ-2012年

インレー湖
外国人10万人+ミャンマー人10万人=20万人
2012年、ミャンマーのインレー湖を20万人の観光客が訪れた。そのうちの10万人はミャンマー国内からの訪問者で、残りの10万人は外国からの訪問者だった。

(画像はイメージです)

多くの固有種が生息するインレー湖
インレー湖は、ミャンマーのシャン州タウンジー県ニャウンシェ郡区のシャン丘陵にある淡水湖だ。

推定面積116 km2で、ミャンマーで2番めに大きい湖である。標高880mに位置し、国内で最も高い所にある湖としても知られている。

乾季の平均水深は2.1mで、最も深い所でも3.7m程度であるが、雨季には1.5mも水深が上昇する。

インレー湖はさほど大きな湖ではないが、多くの固有生物が生息している。

世界で発見されていない20種類以上のカタツムリと9種の魚が生息している地だ。また、11月から1月の間に2万羽の渡り鳥が休息に訪れる。

多くの観光客を受け入れる準備ができていない
過去数年間で、インレー湖へ訪れる観光客が急激に増えたが、人、環境、インフラともに準備が整っていないのが実情だ。

今後は、地元の人々への教育や訓練、ガイドラインの作成、観光プラン立案などが急務となり、そのために観光客へのアンケートも行う予定だ。

インレー湖の貴重な自然や生物が破壊されてしまう前に、すべての準備が整うことを願うとともに、観光客にも節度ある行動を望むばかりだ。


外部リンク

Institute for International Development
http://www.iid.org/


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