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2014-04-11 13:00

お知らせ/イベント

小林虎三郎ゆかり 第18回『米百俵賞』にミャンマー医療支援に貢献した内藤眞氏

医療
「米百俵の精神」、医療の分野でも
新潟県長岡市は、市の人材育成と教育振興をはかろうと6月15日を幕末の長岡藩士小林虎三郎にちなみ『米百俵デー』と制定し、人材育成の功績を称える『米百俵賞』を創設している。

その第18回『米百俵賞』にこの程、ミャンマーへの医療支援活動に大きな寄与をしたとして、新潟大学名誉教授の内藤眞氏(66)が選出される運びとなった。

(長岡市HP)

人一人の意思からだから出来る活動
氏はミャンマーを訪れた際に、電気の通じない1つ病棟に大勢の患者が居座りながら旧式の器具を用いて診断が行われる様子と、診療費の払えない患者へ医師の給料の一部が削り当てられている現状を知り、医療環境改善への取り組みを地道に開始した。

その後、そんな氏の活動に賛同した有志から寄付された100万円を元手として02年に「ミャンマーの医療を支援する会」を設立、同国での軍事クーデター発生後には、支援の手を引く諸外国にとって代わり困難な医療支援活動を根気強く継続し、現地にとってかけがえのない存在となった。

将来を見据えた支援活動
さらに03年にはミャンマー保健省と協同して「ミャンマーのインフルエンザ研究拠点」プロジェクトを遂行、当時ミャンマーになかったインフルエンザの調査体制確立の礎を築いている。

以後も氏は医学学術的ワークショップを両国で開催するなどを通じて、日本とミャンマーの医師・学生の相互交流を深める場の創設に尽力し、現在でも氏がミャンマーに築いた医療遂行ネットワークは現地で多くの関係スタッフの技術・意識レベルの向上につながっている。


外部リンク

長岡市
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/

長岡市 米百俵賞の贈呈について
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/

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