2014-03-14 09:00
経済
香港の衣料品メーカー、ティラワ経済特区に工場建設

12社グループで、2015年末完成
香港の衣料品メーカーグループが、ティラワ経済特区に工場を設立する。(画像:South China Morning Postより)
香港アパレル協会によれば、詳細についてはまだ最終段階を交渉中だが、12社が計画に同意したという。工場は2015年半ばに着工、400ヘクタールの敷地に建設し、年末に完成の予定だ。
低賃金でミャンマー人を雇用 生産コストは中国の約半分
香港では多くの衣料品メーカーが製造を中国工場に依存している。しかし、近年では中国の賃金、生産費高騰のため、生産拠点をバングラデシュやベトナムなど東南アジア諸国へ移している。ミャンマーへの工場開設もその一環だ。協会は、少なくとも3万人のミャンマー人を雇用し、月100ドルから120ドルを支払う予定だという。これは本国工場の賃金の約5分の1に相当する。
製品はミャンマーからEU諸国へも輸出する。経済制裁が解かれた後は免税で輸出が可能だ。協会は、生産コストは少なく見積もっても中国の約半分になると予想している。
工場建設には200万USドルから300万USドルを投資する。敷地レンタル料は年間5,200万USドル必要だが、協会は1、2年で収益が確保できると見込んでいる。
外部リンク
South China Morning Post
http://www.scmp.com/
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