ミャンマーニュース

日本商工会議所は3月13日に2月7日から10日にかけてミャンマーのヤンゴンで開催されたJapan Festival 2014について報告した。

Japan Festival 2014は日本の製品やサービスを紹介するイベントで家電や四輪車、食品など多岐にわたる193社が出展し、4日間で約4万人の来場者が訪れた。

（画像はプレスリリースより）

Japan Festival 2014はジェトロが開催したイベントで、約2年前に実施したJapan Festival 2012の45社から比べると4倍以上の企業が出展した。来場者も39279人と、2年前の10675人の約4倍になった。

民主化や経済開放を進めるミャンマーではこれまでは新たな製造拠点として注目されている。さら最近では6千万人を超える消費市場にも注目が集まっている。

こうした状況下で、3年連続で開催されたJapanFestivalへの注目度は高くなっている。ジェトロがイベントの企業に対して行なったアンケートによると、成約額（見込みを含む）が744万ドルに達しているとしている。

さらに今回のJapan Festivalでは日本から複数のアーティストを招聘し、ステージでショーを開催した。ミャンマーでは、韓国のドラマや音楽に人気がある。

しかし、その一方で日本のソフト文化の普及は大きく遅れをとっている現状にある。参加者からは好意的な声が聞かれ、日本のソフト文化をミャンマーで普及させるうえで大きな可能性が持てる結果となった。

外部リンク

日本商工会議所
http://www.jcci.or.jp/news/trend-box/2014/0313161008.html