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2014-03-16 11:00

経済

JFEエンジニアリング、ミャンマーのフェリー桟橋改修を受注

ODA
ミャンマーでの受注概要
JFEエンジニアリングは、ミャンマー・ヤンゴンのダラ地区におけるフェリー用桟橋の改修工事を受注したことを、2014年3月6日に発表しました。今回の麹受注は、日本国政府からミャンマーに対する政府開発援助(ODA)によって進められている港湾施設整備計画の一部であり、今回の桟橋改修工事は同計画の第一弾となります。この案件は、国際協力機構(JICA)から二国間援助ODAの技術協力の形でJFEエンジニアリングに発注されました。

ダラ地区はヤンゴン市内中心部にあり、ヤンゴン河を隔てた住宅街です。この地区の住民は市街地までの交通手段としてフェリーを利用しており、その利用者は同国の民主化に伴う経済発展と共に増加し、現在では1日あたり3万人を越えるといわれています。しかし、フェリーの乗下船施設である桟橋は建設されてから数十年が経過しており、その老朽化から朝・夕の通勤時間帯における利用者の転落や施設の損壊の危険性が指摘されていました。
具体的な工事内容
同社が受注したのは、この老朽化したフェリー乗船施設をリニューアルする工事で、具体的には新たに2基のフェリー用浮き桟橋、連絡橋、そして旅客ターミナルの製作・建設を行います。この工事により、フェリー運行における機能向上が期待されています。

同社は港湾施設建設において桟橋建設など豊富なノウハウを有しているだけではなく、ミャンマーにおいても長年に渡り橋梁建設を手がけ、ミャンマー国内において鋼構造物の製作工場を稼動する計画があります。こうした港湾施設の建設実績やミャンマーに対するコミットメントが評価され、今回の受注となりました。


外部リンク

JFEエンジニアリング プレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2014/20140306100631.html
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