ミャンマーニュース

2月20日に外務省は、ミャンマー連邦共和国の首都ネーピードーにて日本の沼田幹夫駐ミャンマー大使と，ミャンマーのレイ・レイ・テイン国家計画・経済開発副大臣との間で，以下の二つの計画についての無償資金協力に関する交換公文の署名をしたことを発表した。

ヤンゴンには、ミャンマー南部の各地方の病院で処置不能などの患者に対応する病院としてヤンゴン総合病院と新ヤンゴン総合病院があるが機材の不足や老朽化により、質の高い医療サービスの提供が困難になっている。

今回の計画においてヤンゴン総合病院と新ヤンゴン総合病院の医療機材の整備を行い、二つの病院に求められる質の高い医療サービスの提供を実現させ，病院間の連携が強化を促し、地域住民への医療環境が改善されることが期待される。

ミャンマー西部にあるラカイン州は、紛争を経験し、近年でもコミュニティ間で衝突が生じており、生活基盤である道路の整備が十分に進んでいない。

今回の計画において、ラカイン州の幹線道路整備のための建設機材の整備を行い、そのことにより人や物資などの交流が活発になり，経済活動が活性化され，幹線道路の地域住民の生活の向上が期待されている。

外部リンク

外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/index.html