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2014-02-28 12:00

社会

人権団体がロヒンギャ族の実態についてレポートを発表

ロヒンギャ族
迫害が続くロヒンギャ族ムスリムの生活を追う
東南アジアをベースに活動する人権団体NPO Fortify Rights が、ロヒンギャ族ムスリムの迫害とミャンマー政府の政策についてレポートをまとめた。アメリカ、イギリスなどの大手メディアがこの話題を取り上げ、ミャンマーの実態を伝えている。

機密事項として扱われていたこのレポートには、1993年から行われたラカイン州における調査結果が、79ページにわたり記録されている。内容は、ロヒンギャ族の宗教、家族生活、旅行制限などの詳細となっている。

出生コントロールについて差別的な方針と批判 
レポートは、ラカイン州の一部地域で行われている出生コントロールについても述べている。ロヒンギャ族は結婚を許された人だけが2人まで子どもを持つことが許されており、彼らはシェルターに保護され、必要十分な食料が与えられる。また、母親には、自分の子どもを母乳で育てることを強制している。

Fortify Rights はこの事実を「不吉で邪悪」なものと評価した。そして差別的な方針を裏付ける証拠は十分にあるということも主張している。しかし、この人道に反する行為が国民に向けて報道、発表されるかについては明らかではない。


外部リンク

Fortify Rights
http://www.fortifyrights.org/

The Washington Post
http://www.washingtonpost.com/

BBC
http://www.bbc.co.uk/
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