ミャンマーニュース

ミャンマーの旧軍事政権は、未成年の兵士たちの動員解除を行い、18日、96人の兵士を開放した。ヤンゴンでは、長い間、多くの未成年者たちの徴兵を行ってきた。

未成年の少年たちは、政府軍の一員として、また、少数民族勢力軍の一員として、戦場の前線に立たされてきた。彼らの解放はミャンマーが民主国家として前方へ進むためのステップでもある。

Image:by The U.S. National Archives（画像はイメージです）

ミャンマーの地で、いったいどれだけの少年兵が、今も活動を続けているのかという正確な数字を知る者は誰もいない。しかし、ヤンゴンに駐在する国連関係者によると、その数は1000人を超えるだろうと予測される。

旧軍事政権時代、徴兵活動は、街中や駅周辺などの公共の場で頻繁に行われてきた。学校をサボっている少年、家出少年などに狙いをさだめ、強引で無謀な勧誘を行っていた。これらの未成年者への不謹慎な徴兵活動には、毎年、200件を超える苦情が寄せられていた。

今回の未成年兵士の解放人数は、2012年半ばからの記録の中では、最多数である。しかし、96人という数は、氷山の一角にすぎない。国連および、ミャンマーの人権団体は、兵役者中に存在する未成年者を、念入りに調べている。

外部リンク

RFI
http://www.rfi.fr/

L’orient le jour
http://www.lorientlejour.com/

20 Minutes
http://www.20min.ch/