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2014-11-23 18:00

政治

第12回東南アジア諸国連合(ASEAN)・インド首脳会議が開催

インド
貿易量を2015年までに1,000億米ドルに到達させることで合意
ミャンマーの首都ネピドーにおいて第12回東南アジア諸国連合(ASEAN)・インド首脳会議が開催された。第25回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議と平行して実施されたもので、ミャンマーのテイン・セイン大統領、インドのナレンドラ・モディ首相およびASEAN各国の首脳が参加した。

会議のなかで各国首脳は、サービス貿易協定およびASEAN諸国とインド間の包括的経済協力に関する枠組み協定における投資に関する協定の2つの調印を高く評価するとともに、ASEAN防災緊急対応協定(AADMER)およびASEAN防災人道支援調整センター(AHAセンター)の推進のためにはインドの協力が重要であることを強調した。

また、2013年には679億米ドルに達したインドとASEAN諸国間の貿易量を2015年までに1,000億米ドルに到達させることで合意した。

1992年には部分的であったASEAN諸国とインドのパートナーシップは、1996年には完全なものとなり、2002年以降は毎年首脳会談を実施している。

インドは2012年にパートナーシップ20周年、首脳会議開始10周年を記念して、インドとASEAN諸国の間における平和と繁栄共有をテーマとした特別首脳会議を主催している。2015年の東南アジア諸国連合(ASEAN)・インド首脳会議はカンボジアで開催される予定だ。

中国石油天然気集団とミャンマーも連携を強化
中国石油天然気集団(以下、CNPC)とミャンマーはエネルギー政策、科学技術、石油・ガスに関するプロジェクト、貿易などの分野について連携を強化していくことに合意した。

11月14日ミャンマーの首都ネピドーで、ASEAN関連の首脳会議への出席のためミャンマーを訪れていた中国国務院総理の李克強首相とミャンマーのテイン・セイン大統領の立ち会いの下、合意文書の調印が行われた。

ミャンマーにおける、石油・ガス産業の発展を目的としており、石油・ガスの探査や開発、精製、化学における協力を深めると同時に、天然ガスの利用や製油所建設などに関する予備研究も共同で行っていくとされている。また、CNPCはミャンマーの現地スタッフに技術提供を行い、地域社会の雇用の創出も目指していく。


外部リンク

12th ASEAN-India Summit held in Nay Pyi Taw, Myanmar
http://www.jagranjosh.com/current-affairs/

CNPC boosts collaboration in Myanmar
http://www.oilandgastechnology.net/upstream-news/

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