2014-11-15 08:00
社会
警察の禁止要請受け入れず、学生が集会を決行予定

ASEANサミット期間中 警察は混乱を懸念
政府によって定められた教育法に、ミャンマーの大学生が反発、集会を計画している。政府と教育専門家の協議によって、将来的に民族の言語や文学が大学のシラバスから除外されることが提案されている。
これを受け、学生緊急会議がミャンマー学生連盟と大学生連盟に呼びかけ、教育法の改善について話し合う集会を計画している。
集会はヤンゴンのMayangone地区にあるミャンマー・クリスチャン盲人協会で行われる予定だった。しかし、自治体警察はASEANサミットが開催中であり、オバマ大統領をはじめ各国首脳が来訪している中、保安体制が十分に取れないことを理由に、中止を要請した。
自由な教育を訴え全国から参加予定
学生は、当局が集会を法的に禁止することはできないと考えており、会場を北ダゴン地区のチャリティー葬儀会館に変更し、強行する予定である。学生連盟は、全国から300から500人の学生が集会に参加すると見込んでいる。集会の翌日、14日にはオバマ大統領が学生に向けて講演を行う予定だ。
最高裁弁護士のU Ko Ni氏は、
個人的意見としては、学生は集会を延期するべきだと思う。ASEANサミット期間中に、警察との衝突があってはならない。(Myanmar Timesより)
との見解を示した。
一方、学生集会の活動家は、
当局の許可を得られなくても集会を行う。この教育法は民主主義と自由な教育を支持していない。(Myanmar Timesより)
と述べている。
(画像:Myanmar Timesより)
外部リンク
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com
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