2014-01-15 10:00
社会
ミャンマーにおける避妊に関する問題

妊娠、出産、避妊に関する施設の不足
ミャンマーの医療、健康システム改善に関する問題に対し、専門家は、ミャンマー国内の各地方における性生活、妊娠、出産に関する情報の提供、教育、相談、および避妊具・薬の提供を行うための施設の設置の必要性を説いた。また、それを実現するためには、多大な時間と労力を要するだろうと述べた。ミャンマーの国民の、3分の2は農村部に住んでいる。農村部には、これらのサービスは一切存在せず、長期的な避妊薬の入手は困難である。結果、望まない妊娠、危険な中絶が繰り返されている。
Image:by paularps(画像はイメージです)
高い乳児死亡率
国連人口基金(UNFPA)によると、ミャンマーは世界で最も乳児死亡率の高い国の1つである。ミャンマーにおける乳児死亡率は、1990年に比べ、2分の1に減少したが、現在も10万人の新しく生まれた子供のうち、200人が1歳以内に死亡している。国連は、この事象に対し、警鐘を鳴らしている。また、効果的な避妊が望めない、多くのミャンマー女性の中には、自宅で危険な中絶を行う者もいる。後遺症として、軽度、または重度の合併症、重篤な生殖器の損傷などのリスクが存在する。
外部リンク
Portail Humanitaire
http://www.portail-humanitaire.org/
Pathfinder
http://www.pathfinder.org/
CICRED’S SEMINAR
http://www.cicred.org/
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30