2013-12-31 12:00
文化
ナショナル・オーケストラ、民主化による飛躍

ミャンマーのクラシック界にも民主化の波
ミャンマーは2012年以降、開放と改革の道を突き進んでいる。民主政権は、いまだに多くの軍人が勢力を保持しているという実態ではあるが、政治を行う権力は軍事から市民へ移行した。軍事政権から民主政権移行への契機は、2010年11月13日のアウンサン・スーチー氏の解放から始まった。以来、ミャンマーは、少しずつ、着実に改革を遂げている。音楽の分野に関してもまた、民主改革が進んでいる。
Image:by jutakyo(画像はイメージです)
軍事政権時代は公の場で演奏することが禁じられていた
軍事政権時代、ミャンマーのナショナル・オーケストラは、国内、および国外の公の場で演奏することが許されていなかった。彼らの演奏のすべては、軍人のための、プライベートな演奏会として行われていた。失われた時間を取り戻すかのように、今、ミャンマーでは積極的な音楽活動が推奨されている。
2013年11月、ミャンマー、フランス、カンボジア間の文化的なプロジェクトとして、Fondamendus2013という名のイベントが開催された。フランス人女性指揮者、オディル・ペルソー氏のもとに編成された、ミャンマー・ナショナル・シンフォニー・オーケストラが、ヤンゴン、マンダレー、カンボジアのアンコールワットなどで演奏ツアーを行った。
外部リンク
Arte Journal
http://www.arte.tv/fr/
RFI
http://www.rfi.fr/emission/
Res Musica
http://www.resmusica.com/
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