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2013-04-17 16:00
その他
AP通信社がミャンマーに支局開設!24時間駐在可能に

メディア規制の緩和
米国ニューヨーク州に本社を持つ世界最大級の国際ニュース・ネットワークAP通信社は4月3日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、支局を正式に開設したと発表した。国際通信社がミャンマー国内で24時間の駐在を許可されたのはこれが初となる。
ミャンマーでは軍事政権時代に関係があった中国国営通信の新華社を除き、海外メディアの拠点設置を許可していなかった。
2011年3月に約50年間続いた軍事政権に代わって文民政権が成立し、新聞や雑誌の事前検閲が廃止され、4月1日から民間の新聞社に対して日刊紙の発行が許可された。
同国政府は日本のNHKに対しても現地での事務所開設と特派員の常駐を認める内容の許可を発行しており、民主化によって長期にわたった同国のメディア規制が緩和されている。
取材体制を拡大
AP通信社のヤンゴン支局には、マルチフォーマット・ジャーナリストが6人駐在し、その1人であるミャンマー出身のエイ・エイ・ウィン記者は過去の政権によって投獄された経験を持ちながら、20年にわたり同社のためにミャンマーのニュースを取材し、2008年には国際女性メディア財団から、その勇気ある報道に対し賞賛を受けている。同社は110カ国、280カ所に拠点を持ち、ミャンマー支局の開設は2012年1月の北朝鮮平壌支局開設に次ぐもの。
これを機に同社では、ミャンマーの歴史的変化を伝えるため取材体制を拡大していく考えだ。
外部リンク
AP通信│プレスリリース
http://www.ap.org/
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