2013-12-26 15:00
社会
カチン族のクリスマス

キリスト教徒として知られるカチン族
国民の大半が仏教徒であるミャンマーだが、ミャンマー北部、カチン州周辺に居住するカチン族は、そのほとんどがキリスト教徒として知られている。12月のクリスマスには、家族一同が集まり、一年で一番大切な時を過ごす。ミャンマーは130以上の民族からなる多民族国家である。カチン族は農耕を主とした民族で、中国など、周辺の国にも住んでいる。キリスト教は約140年前に米国の宣教師により伝えられ、英国植民地時代に広まった。
Image:by sluj78(画像はイメージです)
カチン州の民族紛争
カチン州ではミャンマー政府と民族の自治を求めるカチン族の武装組織、カチン独立軍(KIA)との対立が長く続いていた。激しい戦闘と混乱に、多くの人が巻き込まれた。国境付近では今でも10万人以上が避難生活を強いられている。2011年に発足したテイン・セイン政権は、民族統一課題に力を入れており、ミャンマー政府とKIAは今年5月 、停戦合意に署名した。
外部リンク
L'observatoire de la Christianophobie
http://www.christianophobie.fr/breves/
Editions Mondialis
http://www.editionsmondialis.com/tag/kachin/
Riposte Catholique
http://www.riposte-catholique.fr
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