2013-12-09 01:00

プレスリリース/コラム

JFEエンジニアリング社がミャンマーで合弁会社を設立

JFE
建設省との合弁会社
JFEエンジニアリングは2日、ミャンマー建設省公共事業局と、合弁会社「J&Mスチールソリューションズ」を設立。新工場の建設に着手した。同社はミャンマーにおけるインフラ建設を担う。
経済発展が急速に進む同国では、道路や鉄道などの交通インフラや、港湾ターミナルなどの物流インフラの整備が急務となっている。同社はこうした状況を踏まえ、2014年4月までに、ヤンゴン市近郊に、鋼構造製作工場を完成させ、鋼製橋梁の設計・製作・架設の営業を始める予定。生産能力は年に1万トンを見込んでいる。

同工場では、高品質の製造技術が導入されることから、鋼製橋梁だけでなく、港湾構造物やコンテナクレーンなどの製作も可能となる。同社では、順次そうした交通・物流インフラ建設全般の営業を、順次進めていくとしている。

一方、ミャンマー建設省としては、今後市場の拡大が見込まれる国内の案件を同社が受注することで、これまでは1割程度だった鋼構造物の国産化率の向上を目指す。

さらなる事業拡大を見据えた展開
JFEエンジニアリング社は、今後も東南アジア諸国や中東、アフリカなど、海外における鋼構造事業拡大のための、重要な生産拠点として、J&M社を活用する予定。もともと20年以上にわたって関係を築いてきたことを踏まえ、さらに関係を強固とすると共に、環境・エネルギー分野でも事業を展開していくという。


外部リンク

JFEエンジニアリング プレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/
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