2013-12-14 11:00

プレスリリース/コラム

NEDOがミャンマーの電力事情に関する調査を公募

NEDO
もみ殻の活用と無電化村の電化に関する調査
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ミャンマーにおけるもみ殻ガス化発電の現状と、無電化村の電化についての実現可能性に関する情報収集について、事業者を公募する。団体等を含む企業が対象。
この調査は、NEDOが平成24年1月に、ミャンマーの地方エネルギー開発委員会との間で締結したLOI(レター・オブ・インテント)の一環。エネルギー需要の著しい拡大が続く開発途上国において、日本の技術の有効性を実証し、その普及と促進を図ることが目的。

委託先は公募で選定
特にミャンマーでは、コメの生産高が世界第7位を誇り、その副産物として発生するもみ殻の活用が、課題となっている。また、電力網の延伸が進みにくい地方においては、いまだに無電化村が存在するが、そうした村の電化に向けて、もみ殻など、再生可能エネルギー技術を活用して、エネルギー供給を行うシステムの導入や普及の可能性、また運用方法について情報収集をすることが、今回の事業の内容。また、既存のもみ殻ガス化発電設備の性能改善や、安価な排水処理技術に関する協力の可能性についても、検討を行う。

具体的には、近年のコメの生産や収穫の動向、もみ殻の排出状況にかかる調査や、もみ殻ガス化発電の普及状況、発電設備からの排水処理状況について調査するほか、文献調査や現地調査も必要となっている。また、調査のまとめとして、ミャンマー政府に対する政策提言も求められている。

調査の委託先は公募で選定される。応募方法や事業の内容など、詳細はNEDOのホームページを確認してほしい。


外部リンク

NEDO 公募のお知らせ
http://www.nedo.go.jp/koubo/
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