2013-12-17 18:00
社会
新たな生活の始まり、ニュージーランド

ニュージーランド政府の難民受け入れプログラム
ニュージーランド政府は2002年以降、国連のプログラムの一環として、毎年、750人の難民を受け入れている。難民の大多数は、ミャンマーとアフガニスタンからの出身だ。39歳の女性、Ma Tinさんは2012年1月、3人の子供を連れて、ミャンマーからニュージーランドへやって来た。現在、オークランド郊外の公営住宅で暮らしている。
「私の子供たちが、キャンプの外で生きるのは、これが初めてです。」とMa Tinさんは語る。
新しい言葉、家、生活習慣
Ma Tinさんは旧軍事政権の圧力を逃れて、16年間、タイとの国境付近にある、ミャンマー最大の難民キャンプで避難生活を送っていた。「あそこには、何の未来も希望もありません。刑務所と同じです。ここでの生活は、私たちにとって、新しいものばかりです。言葉、家、生活習慣、どれも慣れるまでは大変でしたが、今はとても満足しています。特に子供たちにとって、最良の選択だったと思います。」
毎年、ニュージーランドでは、200人のボランティアが、難民やその家族が新しい、安定した生活を送るための手助けを行っている。行政文書の解読から、子供の学校探し、入学手続きなど、その範囲は様々だ。
外部リンク
La Nouvelles Calédoniennes
http://www.lnc.nc/article/pacifique/leur-nouvelle-patrie
Refugee Services Aotearoa New Zealand
http://www.refugeeservices.org.nz/
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