2013-12-15 18:00
政治
アウンサン・スーチー氏、オレリー・フィリペティ氏と対談

憲法改正なしに民主化は進められない
フランスの文化・通信大臣、オレリー・フィリペティ氏がミャンマーを公式訪問した際、ミャンマーの最大野党党首、アウンサン・スーチー氏と対談し、ミャンマーの民主化、とりわけ、憲法改正の必要性について語り合った。軍事政権の下で制定された現憲法の改正は、ミャンマーでは、慎重を要する、やっかいな問題だ。
現憲法は、外国籍の配偶者や子どもがいる人物は大統領に着任できないと定めている。このため、イギリス国籍の夫、マイケル・アリス氏(故人)と結婚し、子供をもうけたスーチー氏は大統領選に立候補できない。
Image:by Garci80(画像はイメージです)
軍事政権の下で制定された現憲法修正のカギは、軍人にある
現憲法は、また、国会議員の4分の1を軍人が占めるとも規定している。オレリー・フィリペティ氏は、民主化のプロセスが継続することの重要性を語った。2011年の非軍事政権発足以降、ミャンマーは急速な民主化を進めてきたが、今、民主改革のリズムは減速しはじめている。
半世紀の間、ミャンマーの独裁を行ってきた軍の、自分たちの利益を守ろうとする圧力がミャンマーの民主化を妨げている。
外部リンク
RFI
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/
La Tribune
http://www.latribune.fr/blogs/good-morning-ladies/
L’EXPRESS
http://www.lexpress.fr/actualites/1/monde/
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