• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • 北九州市、マンダレーの水質向上プロジェクトに着手
2013-12-02 01:00

社会

北九州市、マンダレーの水質向上プロジェクトに着手

北九州市
JICA草の根技術協力事業 12月スタート
福岡県の北九州市上下水道局が、マンダレー市の水質向上に関する協力事業に着手する。

(画像:北九州市上下水道局ウェブサイト)

このプロジェクトは国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」のひとつ。昨年、同局が、ネピドー、ヤンゴン、マンダレーの上下水道情勢調査実施した際に、マンダレー市水道衛生局から協力要請があり、実現に至った。プロジェクトは12月からスタート、2016年3月までの計画で進行する。

都市開発の第一段階 スタッフの交換研修も
人口約106万人のマンダレー市には、浄水場が2か所設置されているが、消毒用塩素注入設備が不十分で、未消毒の水が供給されているのが現状である。需要に対する供給能力も不足しており、施設の拡張も必要だ。

プロジェクトでは、現地に北九州市の技術スタッフを派遣し、必要な機材をマンダレー市に提供するとともに、水質向上に必要な施設の改善と運転・維持管理を指導する。マンダレー市から北九州市へも、研修としてスタッフが派遣される。事業費の6,000万円は全額JICAが負担する。

マンダレー市では、30年計画で都市開発が始まっている。水質向上プロジェクトはそのファーストステップとして、現地で期待されている。


外部リンク

北九州市上下水道局
http://www.suidou.city.kitakyushu.lg.jp/

北九州市上下水道局/プレスリリース
http://www.suidou.city.kitakyushu.lg.jp/suidou/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook