2013-11-29 16:00
政治
欧州委員会、ミャンマーに300万ユーロの支援

武力衝突による難民救済のための援助
11月23日の発表によると、欧州委員会はミャンマーの人道支援目的に、300万ユーロの援助を行うことを決定した。主に、民族衝突による暴動での被害者救済に支払われる。今回の援助額をあわせると、2012、2013年度の援助総額は、これで、4860万ユーロとなった。欧州委員会は、援助の対象として、ラカイン州のイスラム教徒と仏教徒の民族衝突による暴動で多くが避難生活を送っているロヒンギャ族に加え、北部、カチン州のミャンマー中央政府とカチン独立軍による対立により、危険にさらされているカチン難民の例を挙げた。
Image:by Sébastien Bertand(画像はイメージです)
対象は、カチン州、ラカイン州、シャン州の難民
今回の援助金は、特に苦しい状況下にいるカチン州、ラカイン州、シャン州の難民にあてられ、食料や、衣料品、日常用品、医薬品などの購入に使われる予定だ。「我々は、非常に心配しています。非常に多くの人々が家を失い、困難な状況下での生活を強いられています。」欧州委員会の人道援助総局、クリスタリナ・ジョージエバ氏はこう語った。
欧州委員会、人道援助総局長、クラウス・ソーレンセン氏は、現在、ミャンマーで、難民たちの生活の実態を調査している。
外部リンク
Le Petit Journal
http://www.lepetitjournal.com/bangkok/birmanie-myanmar/en-bref/
EUROPEAN COMMISSION
http://ec.europa.eu/index_en.htm
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30