2013-12-05 18:00
文化
世界中の人々を魅了する猫、バーマン

ミャンマーで自然発生した猫種
バーマンの先祖は、ミャンマーで自然発生した猫種であるといわれている。ゴールデンミストと呼ばれる淡いクリーム色の、やや長めの毛が主体で、顔、足、耳、尻尾などのポイントには、こげ茶、黒、淡いグレーなどを基調とする毛が生えている。丸くクリクリとしたブルーの瞳が特徴だ。性格は賢く穏やか、人見知りで繊細である。バーマンは、「ビルマの聖なる猫」または「幸せを呼ぶ猫」とも呼ばれ、世界中の猫愛好家を、魅了している。
Image:by mako(画像はイメージです)
ミャンマーに伝わるバーマンの伝説
バーマンにはこんな伝説が残っている。かつて、サファイア色の目をした金色の女神を祀っていたラオツンという寺院があり、そこでシンという白い猫が飼われていた。しかし、シンの世話をしていた僧侶は戦争で殺されてしまう。その時シンは僧侶の遺体に飛び乗り、四肢の先以外の体を金色に、目をサファイア色に変え、女神に代わって僧侶たちを励ましたという。その猫のシンがバーマンの先祖といわれている。
その後、この猫は、ミャンマーで大切にされていたが、1919年にフランスに持ち込まれ、現在のような品種が作られた。
外部リンク
Femme Actuelle
http://www.femmeactuelle.fr/animaux/
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/
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