ミャンマーニュース

ミャンマーのゲーム制作会社とIT企業が、ミャンマーの伝統競技「チンロン」のゲームアプリを開発した。

（画像：トータル・ゲーム・プレイ・スタジオより）

12月に行われる第27回東南アジア競技大会を間近に控え、大会の競技種目にもなっている伝統競技、チンロンをテーマとしたゲームアプリ「SEA Games Chinlone」が登場した。

チンロンは、藤で作られた小さなボールを地面に落とさないように蹴る競技。起源は1,500年前までさかのぼり、ミャンマー人なら誰もが一度は経験している遊びである。1910年頃からは、スポーツとして勝敗を決めて楽しむようになった。現代では団体競技の他に個人ショーも行われている。

ゲームの開発はミャンマー初のゲーム制作会社、トータル・ゲーム・プレイ・スタジオと、IT企業の Zwenexsys International が行った。10月25日から、Android と iPhone 対応のアプリを配信している。シンプルなゲームだが、3段階のレベルに分かれており、誰にでも楽しめる内容となっている。

トータル・ゲーム・プレイ・スタジオは2004年に設立、これまでに国際的なスポーツゲームなど、20以上のゲームを開発している。このゲームをきっかけにチンロンを世界に広めたいということだ。

外部リンク

トータル・ゲーム・プレイ・スタジオ
https://totalgameplaystudio.com/

ミャンマー・タイムス
http://www.mmtimes.com/