2013-11-21 21:00
政治
アメリカ、ミャンマーの避難キャンプに資金援助

アメリカ政府、ミャンマーに対し、2500万USドルの支援
アメリカ政府は、18日、ラカイン州、カチン州、およびミャンマー南東地方の避難キャンプ生活者への保護目的で、2500万USドルの援助を行うことをヤンゴンのアメリカ大使館を通じて発表した。南東地方とは、主にシャン族が居住するシャン州、カレン民族同盟(KNU)を結成し、独立のための紛争が続く、カレン州、カレンニー族独立を目指し、紛争が続くカヤー州などを指す。
(画像はプレスリリースより)
ミャンマーに根強く残る民族紛争
大使館の発表によると、アメリカ合衆国国際開発庁(USAID) は、2013年1月には、728万USドルの援助をラカイン州の紛争による被害者救済のために行っていた。ラカイン州は、2012年6月、多数派仏教民族と少数派イスラム民族の衝突による暴動で、200人以上の死者を出した。さらには14万人もの少数派イスラム民族、ロヒンギャ族が暴力を逃れるため、避難民となり、今でも難民キャンプでの生活を余儀なくされている。ミャンマーの少数民族問題が発生する要因は、西欧による植民地支配、2度の世界戦争、当事者を無視した勝手な国境線画定、そして宗教問題が絡んでいる。民族紛争、これが現在のミャンマーの成長を妨げている。
外部リンク
PRESS RELEASE U.S. EMBASSY RANGOON
http://photos.state.gov/libraries/burma/
Chine Informations
http://www.chine-informations.com/actualite/asie/
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