ミャンマーニュース

国際通貨基金(IMF)の専務理事、クリスティーヌ・ラガルド氏が12月に初めてミャンマーを訪問し、ミャンマーの最大野党党首、アウンサン・スーチー氏との会談を決定したことを発表した。

長い間孤立してきた ミャンマーは、2011年の軍事政権崩壊以来、国際社会への復帰を遂げ、現在、急速な民主化と経済改革が進められている。

ラガルド氏の訪問は、12月6、7日に設定され、複数のミャンマーのリーダー達と面談する予定だ。財務大臣をはじめ、ミャンマー中央銀行頭取、ノーベル平和賞受賞者でもあるアウンサン・スーチー氏とも会談することになっている。

Image:by MEDEF（画像はイメージです）

今年2月、IMFは、ミャンマーに新しく事務所を構え、2013年から2014年にかけて、6.75パーセントの経済成長が予測されているミャンマーとの関係を強めていく方針を発表した。

民主政権誕生以来、ミャンマー政府は遅れていた世界銀行への未返済金のうち、9億ドルを1月に返済するなど、国際社会との関係回復に力を注いでいる。

ラガルド氏は、ミャンマー訪問後、カンボジア、韓国を巡回する予定だ。

外部リンク

Les Echos
http://www.lesechos.fr/economie-politique/monde/actu/

国際通貨基金
http://www.imf.org/external/japanese/