2013-11-22 22:00
社会
終わりのない民族根絶運動、モスクが放火される

ラカイン州でモスクが炎上
ミャンマーのイスラム民族にとって、これらの悪夢は決して終わらない。18日、ミャンマー西部、ラカイン州で、満月を見ながら泥酔していた仏教徒グループが、イスラム寺院(モスク)に火を放った。放火は、ミャンマーを訪れていたイスラム協力機構(OIC)代表が立ち去って、数日後のことだった。OICは訪問中、仏教徒とイスラム教徒の対立の激しいラカイン州を視察し、民族紛争解決の支援を行おうとしていた。この訪問に対しては、仏教徒グループらが大規模な反対デモ活動を行っていた。
Image:by Edson Walker(画像はイメージです)
終わりのない民族根絶運動
しかしラカイン州で度々起こる暴動による死者の数は、2012年6月に起こった大規模な暴動勃発以降200人を越え、それにともない家を失われ、難民としてキャンプでの生活を余儀なくされている人々は14万人以上もいる。ミャンマーでは、国民の89パーセントが仏教徒であり、イスラム教徒は5パーセントほどに過ぎない。しかし、大多数の仏教徒はこの少数イスラム教徒を受け入れることを難しいと考えている。暴力行為は年々増加する一方だ。民族紛争の解決には時間が必要だ。
外部リンク
Trouve Ta Mosquée
http://www.trouvetamosquee.fr/
DVB Multimedia Group
http://dvb.no/news/
ASIANCORRESPONDENT
http://asiancorrespondent.com/107073/
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