2013-11-28 18:00
政治
イスラム教侵略との戦い

80万人のイスラム教徒に国籍取得を拒否「法律違反」
ミャンマー政府は19日に国連の人権委員会が提案した、国内に居住する、80万人のムスリム集団、ロヒンギャ族への市民権を認める要求を破棄した。現在、ロヒンギャ族はバングラデシュからの不法入国民として扱われ、「ベンガル」と呼ばれている。政府はまた、イスラム諸国をメンバーとして構成し、国際連合に対する常任代表を有する国際機構、イスラム協力機構(OIC)のミャンマー国内事務所設置への要求も拒否している。
この断定的なイスラム拒否は、テイン・セイン大統領のみの判断ではなく、ノーベル平和賞受賞者、アウンサン・スーチー氏も同意しているという。
Image:by European Commission DG ECHO(画像はイメージです)
イスラム法は現法に違反している
政府はロヒンギャ族のルーツが、ここ、ミャンマーであるという主張が証明されないことを非難し、彼らに対する相続権を拒否している。政府のスポークスマンであるYe Htut氏は、自身のフェイスブックページ上で、「市民権は、どのような状況下であろうとも、法律に同意する者のみに与えられる。」と主張している。
ミャンマー国内のイスラム教徒は、イスラム教における宗教に基づく法体系、イスラム法、シャリーアを主張し、ミャンマー政府に法改正を求めている。
外部リンク
DREUZ INFO
http://www.dreuz.info/2013/11/
Les Observateurs
http://www.lesobservateurs.ch/2013/11/23/
Saphir News
http://www.saphirnews.com/
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30