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2013-10-28 06:00

その他

東南アジアの物流を円滑化する、陸上交通と海上交通

交通
高速道路は近いうちに開通
インドのアナンド・シャルマ商工大臣は、ミャンマーで行われた東アジアワールドエコノミックフォーラムに出席し「現在インドは、ミャンマー、タイ両国とともに3国を結ぶ高速道路の実現に向けて準備を進めている。近いうちに開通させたい」と話した。
高速道路が実現すれば、よりスムーズでより速い、同地域における物流を実現することができる。この計画は、もともと2002年にヤンゴンで開催された、3国の大臣級協議によって構想された。高速道路はインドのマニプール州にある国境の街モレーから、ミャンマー国内を経由して、タイのメーソットまでを結ぶ。

陸上交通と海上交通の連携も
また、インド東部のコルカタ港と、ミャンマーのシットウェ港を利用した、海上交通との連携も視野に入れているという。シットウェ港には、インド東部のミゾラムから、河を利用して運ぶ。ミゾラムには高速道路が開通する予定だ。そうすることで、ミャンマーだけでなく、ラオスやベトナム、カンボジアと、インドの東北部をつなぐことも実現できるという。

「インドと東南アジア諸国の連結をより深める意味で、この高速道路の実現は大いなる非常に重要なステップだ」とシャルマ氏は語った。

ミャンマーは、インドにおける豆類の輸入量の約3分の1、また、木材の約5分の1を担っている。一方でインドは、自動車やプラスチック、綿や機械類、医薬品を輸出している。


外部リンク

インド 商工省
http://commerce.nic.in/
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