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2013-10-27 08:00

その他

ミャンマー当局、133キロのヘロインを押収

ヘロイン
シャン州のタチレクで、133キロのヘロインを押収
ミャンマー当局は、24日、ヘロイン133キログラムを保持していた男を逮捕した。これは今年度、ミャンマー国内で摘発されたヘロインの最大量だ。

男はタイとの国境付近、シャン州のタチレクで見つかった。この一帯は、タイ、ラオス、ミャンマーの 三国の国境あたりに広がる、ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)として有名な地帯だ。かつての世界最大の麻薬・覚せい剤密造地帯として知られる。

ヘロインは袋に入れられ、オートバイの後ろにくくりつけられていた。当局は保持していたグループのうち、男1人を逮捕し、3人を取り逃がしたと伝えた。今回押収したヘロインは、今年いちばんの量だったという。Image:by Matthew Kang

世界で第二のアヘン生産国
ミャンマーはアフガニスタンに次いで、世界で第二のアヘン生産国だ。アヘンを精製するとモルヒネやヘロインを製する。シャン州はケシの実の栽培がさかんな地方だ。ケシの実の栽培量は、2006年から増加している。これに対し、ミャンマー当局は国内の麻薬密造を断絶する目標年を5年のばし、2019年に設定した。

一方、ミャンマーではメタンフェタミン(覚せい剤の一種)の栽培もさかんに行われている。10月には7トンのカフェインとメタンフェタミンの混合物が同じ地域で押収された。


外部リンク

Le petit journal
http://www.lepetitjournal.com/bangkok/birmanie-myanmar/

geopium
http://geopium.org/217/

Wikipedia
http://fr.wikipedia.org/wiki/
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