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2013-10-22 21:00
その他
米生保大手メットライフがミャンマー市場に参入

東南アジアへの進出を強める同社
アメリカの大手生命保険会社メットライフが、ミャンマーに駐在員事務所を開設した。メットライフは海外の同業他社が同国に参入する2015年に先んじて、同国の市場に参入することとなり、政府と共に、生命保険市場の形成に一役買うことが期待されている。同社は東南アジアへの進出を強めており、今回の事務所開設もその一環。先月には、ベトナムの投資開発銀行とジョイントベンチャーを発足することで合意したほか、マレーシアの銀行グループAMMBホールディングスの生命保険部門への進出も企図している。
「ミャンマーは非常に魅力的な市場」
メットライフ社のアジア部門で上級副社長を務めるニルマラ・メノン氏は「市場が開放されるタイミングには、非常によい機会があると信じている」と話す。「新興国市場で存在感を確立することは、明らかに我々の戦略の中で重要な要素」「ミャンマーは、メットライフの東南アジアでの事業拡大の継続にとって、非常に魅力的な市場となっている」という。ミャンマーでは、多くの保険会社が条件付きの認可で営業しており、メットライフはこれまでに同国に参入したどの企業よりも大きな規模になるという。同国の年間の生命保険料収入の総額(2012年)は100万米ドル(約1億円)程度だが、メットライフは2028年までに10億米ドル(約1000億円)にまで成長すると見込んでいる。
外部リンク
メットライフ社(英語)
http://global.metlife.com/
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