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2013-10-25 22:00
その他
情報の最前線に命を賭けたミャンマーの重鎮、セイン・ウィン氏が逝去

ミャンマーの重鎮、死去
ミャンマーの報道の重鎮と名を馳せたセイン・ウィン氏が多臓器不全のため、今月17日(木)、ヤンゴン市内の病院にて静かに息を引き取った。家族に見守られての逝去だった。情報の最前線を追い続けた報道のプロ
1922年生まれのセイン・ウィン氏は、AP通信や共同通信といった報道の最前線で、20年という長きにわたってヤンゴン通信員を努めた。約30年前の、ラングーン事件で、北朝鮮工作員が韓国の官僚らの暗殺を企てた爆弾テロなどの、緊迫した現場での報道に命をかけた。
また、1995年に、軍事政権による、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏の軟禁からの解放を、いち早くキャッチして世界に報道した人物でもある。
日本とのかかわりとその後
報道の最前線を生きたセイン氏は、かつて南方留学生として九州に来日し、1944年~1945年の間、旧制福岡高等学校で学んだ経歴を持つ。その後、帰国したのち、報道の経験と学問を通して言論の自由のための活動に精進した。
しかしミャンマーでの活動中、60年代に数回投獄された経験もある。
1963年には、「自由のための金ペン賞」を受賞するなど、その後の活躍後めざましかった。
(画像はイメージです)
外部リンク
セイン・ウィン氏死去 ミャンマー報道の重鎮
http://www.at-s.com/news/detail/775173274.html
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