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2013-10-26 16:00
その他
天然ガスの供給に、中国ミャンマー間のパイプラインが全面稼働

総長2500キロのパイプラインが完成
今月20日(日)、中国共産党機関誌と人民日報系の環球時報が、ミャンマー西部ベンガル湾沿いに位置する都市チャウピューから、中国の南西部に約2500キロメートルに渡って伸びる、天然ガスのパイプラインが開通したと報じた。この開通によって、中国雲南省、貴州省、重慶市などの工業における最重要地域をはじめ、広西チワン族自治区にまで天然ガスを供給することが可能となる。
(画像はイメージです)
これまでのインフラの歩み
中国当局は、今年6月にも、中国とミャンマーをつなぐガスのパイプラインが稼働可能な状態にあると報じていた。その時点では、1100キロであったインフラ整備が、今月ようやく完成し、中国へ広範囲にわたる天然ガスの供給が完全稼働した。
この開通したパイプラインにおいては、日本の安倍首相も、今年5月にミャンマー訪問の際にインフラ整備の支援をしていく方針を示していた。こうした今回のインフラ開通を積極的に後押しし、日本の対中国の経済政策を推進していた背景がある。
いま、こうしたパイプラインの完成によって、安倍政権のアジア経済への支援がひとつの形となった。
外部リンク
ガス・パイプライン全面稼働=中国ミャンマー間、2500キロ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013102100809
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