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2013-10-10 08:00
その他
ミャンマーのCBバンクがマスターカードを発行

国内外でスムーズなカード使用が可能に
10月8日、ミャンマーの大手銀行であるCBバンク(協同組合銀行)がマスターカードを発行した。7月に両社が協議し、予定通り実現に至った。新しく発行されたのは「CBバンクEASI トラベルプリペイド・マスターカード」。ミャンマー国内で初めて発行されるトラベルプリペイドカードである。CBバンクではすでに海外での使用をテストし、その確実性を実証している。
今回の発行によって、電子決済システムのインフラが大幅に前進する。ミャンマー国民の海外でのクレジットカード利用および外国人のミャンマー国内でのクレジットカード利用が容易になり、市場に大きな影響を及ぼすことが予想される。
電子決済システム大きく進歩 利便性や価値を国民に伝える
2012年から海外のクレジットカード各社が参入しているミャンマーであるが、ATM設置台数が少なく、国内で利用できるのは事実上空港やホテルなど極一部に限られていた。また、国民の銀行口座所有率は10%に届く程度で、クレジットカードの所有率はきわめて少ない。海外を訪れる多くの国民が現金を持ち歩いているのが現状である。
マスターカードの東南アジア社長は、
国民に現金を持ち歩かないことのメリットと、電子決済の利便性や価値を伝えることが我々の役目である。(ウォール・ストリート・ジャーナルより)
と語っている。
外部リンク
CBバンク(協同組合銀行)
http://www.cbbankmm.com/
マスターカード
http://newsroom.mastercard.com/
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